こんにちは、イヌヲパパです。
昨日まで完璧にできていたはずのトイレを、ある日突然、愛犬が失敗するようになる。
柴犬と暮らす多くの飼い主が直面するこの「トイレ問題」は、実はしつけの失敗ではなく
彼ら特有の「成長と本能の目覚め」が原因であることがほとんどです。
我が家のイヌヲ(赤柴・オス)も、かつては「家トイレができる稀有な柴犬」への道を順調に歩んでいました。
しかし、そこから「家トイレ完全拒否」という極端な結論に至るまでには、激しい試行錯誤の連続がありました。
この記事では、柴犬のトイレ習慣が揺れる4つの大きな原因と、それに対する我が家の「戦記」を整理してまとめます。
成功体験の裏に潜む「外派」へのシフト
多くの場合、散歩が習慣化することでトイレ習慣に最初の変化が訪れます。
外でマーキングを覚え、「外は排泄する場所」という認識が強まると、柴犬の本能である
「巣穴(自分のテリトリー)を汚したくない」という意識が目覚めてしまうのです。
我が家でも、かつてはサークル内をすべてシートで埋め尽くす「シガンシナ区作戦」を敢行し
家でのトイレをほぼマスターした時期がありました。
しかし、散歩を始めると徐々に家での排泄を渋るようになり、ついには「ワンツー」と促してもあくびで拒絶される事態に陥りました。
▶関連記事: 散歩の影響でトイレ習慣に変化が起きた話
トレーニング後の「揺り戻し(リバウンド)」
しつけの過程では、一度できたことが一時的にできなくなる「リバウンド」が頻繁に起こります。
これは決して「教え方が悪い」わけではなく、新しい習慣が定着する前に環境や心理的な要因で前の行動に戻ってしまう
調整期間のようなものです。
この時期は焦らず、淡々と積み上げたものを、積み直すことが近道です。
土台はできているので戻せます。
「一週間の散歩中止」という強硬手段とその限界
ドッグトレーナーの助言を受け、我が家では一度「家派」へ戻すために、一週間散歩を完全にやめるという
厳しい決断をしたことがあります。
この結果、驚くほど我慢強い柴犬の本能を目の当たりにしながらも、一時的には家でのトイレ習慣を復活させることに成功しました。
しかし、これはあくまで一時的な「停戦状態」に過ぎませんでした。
成犬へと成長したイヌヲは、以前よりも強固な意思を持って「外でしかしない」という選択を私たちに突きつけてきたのです。
成犬としての「自意識」と「体力」の完成
生後1歳半を過ぎる頃、柴犬は心身ともに大人になります。
この時期に起きる失敗(あるいは意図的な我慢)は、もはやしつけの問題ではなく、本能の強さや性格なども強く影響する要素だと感じます。
イヌヲの場合、1日近く我慢して最後は限界で漏らしてしまったり、玄関の前で悲しい声で鳴いて外へ連れて行ってくれと訴えたりするようになりました。
我が家は脱衣所にイヌヲのトイレを設置していたので、トイレをするまで扉を閉めて一緒に閉じこもることもよくしましたが
ここでの我慢比べがこちらのメンタルにかなりキツかったのを覚えています。
最後はこのままでは膀胱を壊してしまうのではないかとの心配から家でのトイレは断念しました。
この強い拒絶を前に、私たちは「誰のための何のためのしつけなのか」を問い直すことになりました。
去勢していたら違う結果だったのかな。などは思うことはあります。
まとめ:理想を捨てて「折り合い」をつける勇気
「散歩は排泄のために行くものではない」というトレーナーの正論は、理屈としては正しいかもしれません。
しかし、現実の生活は理想だけでは回りません。
我が家が出した最終的な結論は、「わかった。もう一生、毎回外に連れて行くよ」という
こちらが白旗を揚げた形での「折り合い」でした。
この決断をした瞬間、家でのトイレ成功・失敗に一喜一憂していた私たちの心は驚くほど軽くなりました。
もし今、愛犬のトイレ失敗で悩んでいるのなら、まずは何が起きているのかを冷静に整理してみてください。
• それは成長による変化ですか?
• 散歩との兼ね合いはどうですか?
• 病気の可能性はありませんか?
完璧な「家トイレ」を目指して犬を追い詰めるよりも、「今のこの子にとって現実的な選択」は何かを考えることが、結果的に穏やかな育犬生活への近道になるはずです。
我が家はそうでした。
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