柴犬を迎えるにあたって、ケージは必要なのか。
買っても使わなくなるのではないかと迷っていませんか。
この記事を読み終えるころには、柴犬にケージが必要な理由と、ケージを「犬が嫌がる場所」にしないための考え方の全体像がつかめています。
こんにちは。ケージの扉を内側から引っ張って壊して脱走されたことがあるイヌヲパパです。
結論、ケージは必要です。
ただし、使い方を間違えると逆効果になります。
この記事では、我が家がたどり着いたケージとの付き合い方をお伝えします。
柴犬にケージが必要な理由
ケージは「安心できる自分の場所」として機能する
ケージに対して「閉じ込めておく場所」というイメージを持つ方もいます。
ただ、正しく使えばケージは犬にとっての安心ステーションになります。
柴犬は独立心が強く、一人になりたいときは一人になりたい犬種です。
家の中に「ここは自分のスペースだ」と感じられる場所があると、犬の精神的な安定につながります。
イヌヲも気が向けば自分からケージに入って、そのままゴロンとしていることがよくあります。
あれ?いないなって思って捜したら、防災用のクレートに入って寝ていることもあります。
留守番のときに飼い主も安心できる
室内をフリーにしたまま長時間の留守番をさせると、誤飲・誤食や家具の破壊など、予測できないトラブルが起きやすくなります。
ケージがあれば留守番中の行動範囲を限定でき、飼い主側も安心して外出できます。
有事のときに困らない
防災や通院など、ケージやクレートへの慣れが必要になる場面は必ずやってきます。
普段から「ケージ=安心できる場所」として慣れさせておかないと、いざというときにパニックになりやすいです。
有事の際に、突然クレートやケージ生活を強いるのはお互いに相当ストレスフルになるはずです。
▼震災で肝を冷やしたことがある我が家の防災への備えや考え方については、別記事でまとめています。▼
我が家のケージの使い方
食事はケージの中で
フードアグレッシブ(ごはんを守ろうとして威嚇する行動)がある場合、ケージでの食事が有効です。
イヌヲもフードアグレッシブが強い時期はケージの中で食べさせていました。
扉を閉めて、食べ終わってから10分ほど落ち着かせてから出す。それだけで食事まわりのトラブルはほぼなくなりました。
▼フードアグレッシブの苦労や改善対策は別記事でまとめています。▼
リードをつけるときもケージを使う
イヌヲはリードを付けるのを嫌がって逃げ回ります。
部屋で追いかけっこになると、捕まえようとするほど逃げるという悪循環になります。
ケージの天井扉を開けた状態で上からリードを付けると、逃げ場がないため追いかけっこを回避できます。
扉が開くケージにしておいてよかったと思っている使い方のひとつです。
「ハウス」コマンドで気持ちの切り替えに使う
興奮が高まってコントロールしにくい状態になったとき、「ハウス」でケージに入れてクールダウンさせることがあります。罰として入れるのではなく、落ち着かせるための場所として使います。
この使い方をするためにも、日頃からケージをポジティブな場所として慣れさせておくことが前提です。
脱走された話
ケージを使い始めてしばらくしたころ、イヌヲがドア型の扉を内側から引っ張って壊して脱走しました。
動画も残っています。柴犬の器用さとパワーを甘く見ていました。
直後に息子が帰ってきて、「なんで一人で自由に部屋にいるの!?」と驚いたそうです。
短い時間だったので大事にはなりませんでしたが、心配性の私たち家族からしたらちょっとヒヤっとする出来事でした。
それ以来、扉型の入り口は結束バンドで開かずの扉にして封印しました。
出入りは横スライドの扉のみで行います。
人が持ち上げたりして、天井からの出し入れは、ドッグトレーナーから止められているので行いません。
これは、ハウスの入り口はここ。自分の足と意志で出入りするんだよっていう認識を犬に刷り込ませるためと理解しています。
ケージ選びのポイント
我が家で使っているケージは、1畳より少し小さいサイズで、内部にトイレコーナーが設置されています。
留守中にトイレシートを噛んで食べたり遊んだりできないように、表面にガードが付いたものになっています。
価格は購入時に3万円ほどでした。以下のポイントを参考にしてください。
- サイズ:犬が立ち上がって方向転換できる広さがよい(我が家が使用しているのは縦x横x高さ/136.5cmx73cmx70cm)
- 天井:必要だと考えます。開閉できるタイプが使い勝手がよい
- ロック:内側から押したり引いたりしても開かない構造かを確認(スライドドア推奨)
- 素材:かじり癖がある場合はスチール製が無難


よくある質問(FAQ)
Q. 柴犬はケージ嫌いが多いですか?
慣れさせ方によります。子犬のうちから「ケージ=安心できる場所」として導入すれば、自分から入るようになる場合も多いです。成犬からでも段階的に慣らすことはできますが、時間がかかります。
Q. ケージに入れっぱなしは問題ありますか?
長時間閉じ込めたままにするのは、運動不足やストレスの原因になります。基本は自由に出入りできる状態にしておき、食事・留守番・クールダウンなど目的に応じて使うのが現実的です。
Q. ケージとサークルはどちらがいいですか?
柴犬の場合、脱走防止の観点からケージの方が安心です。サークルは高さが低いものだとジャンプして出ることがあります。また、天井があることで犬が落ち着きやすいという利点もあります。
Q. 何歳からでもケージに慣れさせられますか?
慣れるまでの時間は成犬の方がかかりますが、段階的に慣らすことは可能です。まずはケージの扉を外した状態で自由に出入りさせるところから始めると抵抗が少ないです。
まとめ
ケージは、犬を管理するための道具ではなく、犬と人が安心して過ごせる場所をつくるための道具です。
食事・留守番・リード装着・クールダウン・危険回避。使い方は意外と多岐にわたります。
我が家ではケージがないとかなり困ります。
脱走されたこともありましたが、それを含めてケージとの付き合い方を学んできました。
この記事が、これから犬を迎えることを考えている方や、まさに今準備中の方の参考になれば幸いです。




コメント