「共働きで柴犬を迎えたいけれど、留守番が長くなりそうで踏み出せない」
「ケージに閉じ込めるのはかわいそうなのでは」と悩んでいませんか?
「留守番させるくらいなら飼うな」という言葉を見かけることがあります。
でも現実問題、完全在宅で犬と暮らせる家庭なんてほとんどない。
共働きであることは、犬を迎えてはいけない理由にはならないと思っています。
この記事を読み終わるころには、柴犬の留守番に対する適性と、ケージ運用の判断基準が分かり、共働き家庭でも現実的に折り合いをつけるための全体像がつかめています。
こんにちは。 共働きで柴犬イヌヲを迎え、平日は朝から夕方まで8時間前後の留守番をさせながら2年以上暮らしてきたイヌヲパパです。
結論、柴犬は留守番できます。
慣らせばかなり長時間でも問題ない個体が多いです。
ただし、犬よりも飼い主のメンタルの方が削られます。
この記事では、我が家が実際に運用してきたケージ留守番の判断基準と、飼い主として感じてきた本音を書いています。
柴犬が留守番に向いている理由
柴犬は独立心が強く、四六時中飼い主にべったりするタイプではありません。
番犬として人の生活リズムに合わせてきた犬種でもあるため、一人で過ごすこと自体をさほど苦にしない個体が多いです。
実際、見守りカメラで留守中のイヌヲを確認すると、ほとんどの時間を寝て過ごしています。
外出前に一声かけると、ササーっとケージに入っていきます。
柴犬は賢いです。気配で、「あ、でかけるんだな」ってすぐ察します。
平日のリズムを引き継いでの休日になるので昼間も眠そうにしていることが多いです。
留守番が習慣化した生活リズムが定着しているのだと感じています。
ただし、これはお迎えした日から「昼間は留守番が当たり前」という環境に慣らしてきた結果です。
成犬になってから突然長時間の留守番を始めると、分離不安症などの問題が起きる可能性もあります。
慣らし方と環境づくりが、留守番平気柴犬の成功の前提条件です。
ケージ留守番を選んだ理由
我が家ではイヌヲを部屋で自由にさせる形ではなく、ケージの中で留守番させています。
これは性格や体調を考えてのことではなく、安全面での判断です。
知り合いの家のビーグルが、留守番中にカーテンをまとめる紐に首が絡まって亡くなった話を聞いていました。
自分ではどうにもできない状況で苦しんだことを想像すると、「部屋で自由に」という選択肢を軽く考えることができませんでした。
電源コード、ゴミ箱、誤飲リスクのある小物類。
人間が気をつけていても、犬の目線で見れば部屋の中には危険が無数にあります。
たとえ何もない部屋に入れたとしても、壁や柱や床が破壊やイタズラの対象にも成り得ます。
犬にとって危険なものをすべて排除することは現実的ではありません。
ケージは不自由でかわいそうに感じる方もいるかもしれませんが、我が家としては安全を確保するための合理的な選択でした。
ケージを好きになってもらうために
重要なのは、ケージを「閉じ込める場所」ではなく「安心できる自分の部屋」と認識させることです。
「ケージは狭くてかわいそう。」それは擬人化した考え方なのかもしれません。
イヌヲは今、自由に出入りできる状態のときにも自分からケージに入って休んでいます。
お迎え当初から、ケージに入ったら褒める、ご褒美を与える、という積み重ねをしてきました。
無理に閉じ込めることはせず、自発的に入る行動を評価し続けた結果です。
今では安心の寝床として機能しています。
▼お迎えと同時にケージを用意し、生活の拠点とする習慣付けを紹介した記事はこちら▼
共働き家庭の実態:平日8時間前後の留守番
我が家の実際の留守番時間は、朝に家族が動き出してから息子が学校から帰るまで、平均で8時間前後です。
気候管理として、エアコンは外出中も基本的につけっぱなしです。
夏の熱中症リスクを考えると、これは留守番のためというより暮らし方の基本として定着しています。
ただ、停電や地震のリスクだってゼロではないですし、一緒に居ればなんてことはないアクシデントも離れていたら大事になってしまうこともあるかもしれないとは思います。
見守りカメラは共働き家庭には必須だと思っています。
我が家はそこまで高価なものを使っていませんが、夫婦それぞれのスマートフォンからリアルタイムで確認でき、録画もできます。
遠隔でアラーム音を鳴らす機能や通話機能もついています。
ルーターのネットワーク不調で映像が途切れた日は、気になって仕方なくなりました。
その感覚が、見守りカメラの必要性を逆説的に証明してくれています。
加えて、隣に住む私の両親が一日一回は様子を見に来てくれます。
母は大の犬好きで、イヌヲをよく可愛がってくれます。
一度ポケットに入れていた饅頭をイヌヲに取られて大変だったそうで、それ以降は玄関先に荷物をすべて置いてから入るようになったと笑っていました。
実際には「ずっと一人きり」の日は少ないのですが、それでも油断はできません。

飼い主のメンタルについて
ここが、一般的な留守番記事では書かれない部分です。
犬が平気でも、飼い主は平気ではありません。
出勤してからイヌヲのことが頭から離れない時間は、飼い始めてから今も続いています。
イヌヲを迎えてから、仕事を終えてからの寄り道を一切しなくなりました。
パチンコも自然にしなくなったし、飲み会も極力断るようになり、日々の散歩があるからというのもあり、直帰が当たり前になりました。
リモートワークができる日は積極的にそれを選ぶようになりました。
自分の行動が、留守番時間を短くするために自然に変わっていったのだと思います。
本音を言えば、いつかフルリモートの仕事に移行したいと本気で考えることもあります。
家族間の摩擦も、留守番とは無縁ではありません。
息子が帰宅してもケージから出してやらない、水を替えないということが何度かあり、今でも家族でもめることがあります。息子からすれば帰宅後はゲームもしたいし、自分の時間があるのは当然です。
ただ、家に居たくても居られないこちら側からすると、それを見て感情的になってしまうことがあります。
結局、犬の世話の主体は私自身であり、家族の協力は「あったらラッキー」くらいに考えるしかありません。
これが留守番をめぐる家庭内の現実です。
▼愛犬の世話への息子との温度差を紹介した記事がこちら▼
柴犬の留守番に関するよくある質問(FAQ)
- 柴犬は何時間まで留守番できますか?
-
成犬で環境が整っていれば、8〜10時間程度は現実的に可能な個体が多いです。
ただし、「可能」と「理想」は違います。
留守番時間は短いほどよいという前提は崩さない方がいいと思っています。 - 留守番はケージと部屋の自由、どちらがいいですか?
-
安全面ではケージの方が確実です。
誤飲や事故のリスクは、飼い主が思っている以上に部屋の中に潜んでいます。
ケージを嫌がる場合は慣らしのプロセスが足りていないケースが多いです。
自分から入って寝るくらいになれば、留守番中のストレスはかなり抑えられます。 - 見守りカメラは必要ですか?
-
共働き家庭には必須だと考えています。
映っている映像そのものよりも、「いつでも確認できる」という安心感が飼い主のメンタルを支えます。
カメラが使えなかった日に痛感しました。
高価なものでなくても、スマートフォン連携・録画・双方向通話ができるものであれば十分です。 - 柴犬の留守番に向かない家庭はありますか?
-
留守番の時間がとても長い生活が続く場合、犬の精神的な負担は少なくない可能性があります。
「共働きだからペットは飼えない」とは思いませんが、留守番時間をどう短くするかを真剣に考えられる家庭かどうかは、迎える前に問い直す価値があります。
まとめ:いざという時は生活を変える覚悟を
現代の社会において、留守番なしで犬を飼える家庭はごくわずかです。
「留守番させるくらいなら飼ってはいけない」とは思いたくありません。
我が家の結論として、柴犬は自立心が強く、環境さえ整えれば留守番は十分に可能です。
慣らせば長時間でも対応できる犬種です。
イヌヲも今のところ留守番で大きなストレスを示す様子はありません。
ただ、「今はそう見える」という話です。
今後も同じとは限りません。
体調が悪い日、老犬になってから、分離不安が出てきたとき。
そういう日が来るのではないかと、常にどこかで構えています。
飼い主として感じてきた本音はひとつです。
犬が平気そうでも、留守番をさせている時間は飼い主には積み重なります。(これが結構しんどいです)
留守番ゼロにはならなくても、一時間でも短くしようとする意識は持ち続けた方がいい。
そして、もしどうしても留守番させられない状況が来たら、自分たちの生活を変えるという覚悟が必要です。
私たち夫婦は、そこだけはブレずにいようと話しています。
完璧な環境は用意できなくても、できる限りの安全対策と愛情で、うまく折り合いをつけていきたいですね。
▼育犬ではすべての事柄に理想と現実があり、その折り合いを探していくことをテーマにしたガイド記事はこちら▼




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